電気計装・空調電気計装工事で、省エネ・節電を実現しましょう


私たちの身の回りには、機械で制御されている設備が数多く存在しています。このような設備を使い続けるためには、定期的なメンテナンスやアップデートが欠かせません。そこでぜひ行なっていただきたいのが、電気計装・空調電気計装工事です。ここでは、電気計装・空調電気計装工事の意味やメリットをご紹介します。



■電気計装・空調電気計装工事とは?



計装設備とは、ビルや工場で用いられる測定装置・制御装置をいいます。その代表的なもので、一般家庭にもあるのがエアコンです。エアコンのスイッチを入れれば、設定にしたがって室内の温度を自動的に調節してくれます。ビルや工場に設置されている空調も、基本的なシステムは変わりません。


ただ、ビルや工場は非常に大きな建物なので、空調の制御システムもそれに見合ったものにする必要があります。いろいろな装置やセンサーを組み込み、配線も適切に行わなければなりません。このような調整を行って初めて、建物全体の室温を常時計測し、スイッチひとつで快適な室温を作り出せるようになります。これが空調電気計装工事なのです。


特に近年では、建物の高層化や省エネ・住環境意識の高まりにより、より細かな制御が求められるようになりました。そのため、部屋単位ではなく建物全体での温度監視・制御が必要になり、中央監視装置を設けるケースも増えているのです。その他、プラントの生産設備や給排水衛生設備など、多くの場所で計装設備が活躍しており、電気計装工事の需要も高まっています。



■電気計装・空調電気計装工事を行うメリット



現代の建物は、一度立ててしまえば何十年と使うことができます。しかし、電気計装・空調電気計装設備の寿命は10年程度しかありません。そのため、こまめなメンテナンスを行うとともに、故障する前に時期を見て交換する必要があるのです。


その他、電気計装・空調電気計装工事を適切に行って良好な状態を保つと、さまざまなメリットが得られます。主なメリットは次の2つです。



・電気代などの削減が可能

空調などの設備は、常に一定の電力を消費しているわけではありません。真夏の日中はエアコンをフル稼働させなければならないように、曜日や時間帯によって消費電力が異なります。ひと月、あるいは1年においても、電力消費量の多い・少ないタイミングがあるでしょう。


この最大需要電力(デマンド)の値や発生するタイミングを、電気計装設備によって把握すれば、省エネや節電につながります。デマンドを抑制することで契約電力を抑えられ、基本料金を下げられるからです。デマンド監視制御装置を導入すれば、デマンドの目標値をあらかじめ設定し、それを超えそうな場合にアラームで警告するなどの対策も取れます。



・トラブルを前もって防ぎ快適な空間を維持できる

空調設備や生産設備も機械である以上、ある日突然故障する可能性があります。もしそうなれば施設内の環境が悪化し、業務に支障をきたすのは間違いありません。修理をするにしても、すぐに業者が手配できるとは限らず、原因の究明に時間がかかるケースもあります。この損失は非常に大きなものとなるでしょう。


その点、電気計装設備を良好な状態に保っておくと、出力低下などの設備の異状をすぐに察知できます。本格的に故障する前に点検・修理を行えば、大きなトラブルを未然に防げるのです。快適な空間や生産機能を維持するためにも、定期的に電気計装・空調電気計装のメンテナンスをするのが望ましいでしょう。



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東京都豊島区の丸岡電気工業は、電気工事・計装工事を専門とする会社です。小規模から大規模まで、あらゆる設備の工事に柔軟に対応。若手からベテランまで幅広い世代のスタッフが所属し、決して現状に満足することなくサービスを追求しています。電気設備計装設備の工事をご検討中のお客様は、何でもお気軽にご連絡ください。