実績や対応力の把握が重要。ゼネコン様が協力会社を選ぶ時のポイント  

ゼネコン様が工事を手掛ける際、重要な存在となるのか協力会社です。実際に施工を行っているのは協力会社の作業員であり、本当に信頼出来る協力会社を選ばなければ、ゼネコン様の技術力や施工力を活かすこともできません。ここでは、ゼネコン様の生産活動の基盤ともいえる、協力会社の選び方について見ていきましょう。



ポイント1)企業の対応力や範囲

 

 

外注先を選ぶ際、コストを最重視するゼネコン様は少なくないと思われます。しかし、ただ「安いから」というだけで協力企業を選ぶのはおすすめできません。少なくとも、安定した品質の工事を提供できる会社を選ぶ必要があります。


最初に注目していただきたいのは、その企業がどれくらいの範囲の仕事に対応しているのかです。建設業は非常に細かい業種に分かれており、各分野の専門家がいます。施工内容によっては、幅広い分野をこなせた方がいい場合もあれば、特定の分野に特化していた方がいい場合もあるでしょう。


そのため、「どんな業者を求めているのか」を最初に明確にしておくと、ミスマッチを避けて効率よく協力会社を探すことができます。また、技術的な対応範囲はもちろんですが、動ける地域やスケジュール感も重要です。「会社が現場に近いので素早く動ける」「綿密なスケジュールを立てて納期を守れる」といった点は無視できない要素なので、総合的な「対応力」を判断してください。




ポイント2)実績が十分か

  


協力会社を選ぶに当たって、「実際にどの程度の技術力があるのか?」という点は非常に重要です。「◯◯にも対応できます!」とうたっていても、実は施工経験が少なく、十分な技術力を備えていないかもしれません。しかも、2次受け3次受けが当たり前の日本の建設業界においては、会社の公式サイトに実績を掲載できないことも多く、実態を把握しにくいのが現状です。


とはいえ、技術職である以上、施工実績の情報がなければ会社の技術力は測れません。工事内容次第で求められるスキルも異なりますから、「過去にどのような建物を手掛けたのか」「どういった企業から仕事を受けているのか」といった事実をしっかりと確認しましょう。こうすれば、その会社の本当の得意分野を把握し、最もマッチした協力会社を選ぶことができます。




ポイント3)協力会社としての向上心があるか

 

 

ある意味では最も重要といえるポイントが、「協力会社として成長しようとする意志があるか?」です。協力会社を選ぶ際、「経営理念や精神論的な部分は気にしない」というゼネコン様もいらっしゃるかもしれません。


しかしこれらは、技術力や過去の実績と同等以上に見る必要があります。なぜなら、「こういう仕事がしたい」「こんな職人を育てたい」といった理念は、当然ながら仕事に反映されるからです。もちろん会社の将来性にも影響するため、パートナーとして長く付き合う企業を探しているなら、向上心にあふれた会社を選ぶのが望ましいでしょう。


また、協力会社の姿勢は、ゼネコン様の仕事や経営にも影響をもたらします。独特の構造を持つ日本の建設業界においては、中小・零細企業である協力会社の力を活用しなければ、建設生産を進めることはできません。パートナーである協力会社の成長なくして、親企業の成長もないといっていいでしょう。単独の会社ではなく、協力会社を含めた企業群全体での発展を実現すれば、結果としてコストの削減や安全性の向上にもつながるはずです。


そのため、協力会社とは長期的なコミュニケーションを図り、仕事ぶりをしっかりと評価しましょう。与えられた評価に対してレスポンスを返してくるかどうかで、協力会社の向上心も測ることができます。まずは、仕事に取り組む姿勢や将来のビジョンについて、協力会社にヒアリングを行ってみてはいかがでしょうか。



東京都豊島区の丸岡電気工業は、電気工事・計装工事の専門業者です。各種電気工事からメガソーラーの設置に至るまで、大小問わずに実績を積み上げてきました。業歴30年以上にわたる技術と知識を武器に、施工だけでなくご提案もさせていただき、ゼネコン様のお力になります。電気工事の協力会社をお探しの時は、ぜひ弊社までご連絡ください。


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