電気は私たちの生活に欠かせないものです。そして、安全かつ便利に電気を使うためには、用途や消費電力量に見合った設備を整える必要があります。もちろん、電気設備の工事は危険を伴うため、DIYではなくプロに依頼しなければなりません。今回は、電気工事で暮らしを便利にする方法や、DIYをしてはいけない理由について解説します。
■電気設備をリフォームすれば、生活が快適になる!
自宅やオフィスの電気設備を適切にリフォームすると、生活や業務が大変便利になります。とはいえ、「現状で特に問題なく生活できているから必要ない」と考える方もいるかもしれません。電気設備を変えると、どのようなメリットがあるのでしょうか。主なものを見ていきましょう。
メリット:コンセントの増設でたこ足配線を改善
ご自宅でもオフィスでも非常によくある電気設備のお悩みが、「コンセントの数が足りない・場所が悪い」というものです。家電が増えすぎてコンセントが足りなくなったり、プラグがギリギリ届かなかったりした経験のある方も多いのではないでしょうか。電気工事でコンセントを増設すれば、このようなお悩みも改善できます。
中には、「電源タップを使えばいいのでは?」という方もいるでしょう。確かに、1つや2つ足りない程度であれば、電源タップでも対応できます。しかし、いわゆるたこ足配線の状態になっているなら、コンセントの増設を検討しなければなりません。なぜなら、たこ足配線は非常に危険だからです。
実は、一般的なコンセント1つから取れる電力量は、最大で1500Wと決まっています。加えて、電源タップに同時に流せる電流も、「合計○Wまで」と決まっているのです。たこ足配線にすると、この電力量の制限を超えてしまうことがあり、ショートや火災が発生するおそれがあります。電子機器への負荷につながることもあるので、極力改善しましょう。
メリット:テナント入居時の配線・幹線工事
オフィスやお店がテナントに入居する時は、内装工事を行う必要があります。この際、配線工事や幹線工事もしっかりと行い、配置を整えるのがおすすめです。入居して備品などを運び込み業務を開始してしまうと、そう簡単に工事はできません。将来のことを考え、適切な位置にコンセントや照明を設置すれば、とても使いやすい職場になるでしょう。
メリット:LED照明にして電気代をお得に
最近ではすっかり一般的になったLEDは、白熱電球の20倍~40倍程度の寿命を持ちながら、消費電力は1/5程度という優れものです。初期コストが高いというデメリットはあるものの、最終的にお得になるのは間違いなく、近年では価格も安くなってきています。節電や省資源化のためにも、まだ白熱電球や蛍光灯を使っているなら、早めにLEDに交換するのがおすすめです。
■電気工事ができるのは基本的には有資格者だけ。DIYはNG!
近年ではDIYが人気を博しており、家の中を自分でリフォームする方も増加しています。そこから派生して、「屋内配線の工事くらいなら自力でできるのでは?」と考える方もいるでしょう。しかし、原則として電気工事のDIYは推奨されません。なぜなら、電気工事を行うには「電気工事士」の資格が必要だからです。
資格を持たない方が中途半端な知識で電気工事を行うと、単に違法行為であるだけでなく、感電・漏電・停電・火災などのトラブルを引き起こすおそれがあります。命に関わる事態になったり、ご近所さんに迷惑をかけたりすることもあるかもしれません。クロスの張替えや壁の塗装とは、まったく次元の違う工事であることを認識しておくべきでしょう。
ちなみに、資格のない方でもできる電気工事としては、電球や電池の交換、引っ掛けシーリングへの照明器具の接続、36V以下のインターホンの配線、コンセントカバーの交換などが挙げられます。つまり、直接配線を動かすような工事はほぼ不可能なのです。電気工事は必ず専門業者に依頼し、安全に施工するのが望ましいでしょう。
■丸岡電気では多彩な電気工事に対応できます!
丸岡電気は電気工事の専門家として、施工からメンテナンスまで幅広い工事に対応しております。コンセントの増設・移設にLED照明への交換、配線の移動に電線の引き込み工事など何でもお任せ! これまで多様な工事を手掛けてきたからこそ、戸建てや一般のお客様にもよりよい提案が可能だと自負しております。見積もりは無料ですので、電気工事のことは何でもご相談ください。